なめりかわベトナムランタンまつりの舞台は、かつて北国街道の宿場町として栄えた瀬羽町の旧宮崎酒造。
酒造業を営んでいた面影が今も残る、文化庁指定の登録有形文化財です。
平成20年・21年に、現在の所有者が明治時代の写真や「岩城家文書」の設計図面などを基に復原しました。
なめりかわベトナムランタンまつりは、旧宮崎酒造がある富山県滑川市瀬羽町(せわまち)の街並みがベトナムの港町ホイアンに似ていたことから、にぎわい創出の起爆剤にしようと2010年に始まりました。
滑川市の橋場・瀬羽町の再生計画を引き継いだ(株)まちづくり工房が、事業としてまつりの実行委員会を立ち上げ。
(株)まちづくり工房の解散後は、有志でつくる実行委員会がベトナム・ランタンまつりの運営を担ってきました。
しかしながら年々イベント規模が拡大したこと、また担い手不足、そして能登半島地震の影響により2024年の第15回ランタンまつりを最後に実行委員会が解散。
15年の歴史に一旦幕をおろしました。
しかしながら折角みんなで作り上げてきたイベントを終わらせて良いのか?
我が街「滑川市」に根付いたベトナムランタンまつりを次世代に繋げたい。
ベトナムとの絆と繋がり、多文化共生の芽を街に残したいという想いから滑川市の支援を受けリスタート致しました。
震災を乗り越え2025年今年も皆様に美しいランタンの灯りと楽しいひと時を届けられるよう尽力して参ります。
瀬羽町ベトナムランタンまつりメイン会場